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カトリック新発田教会

教会の紹介


1966年8月竣工  11月3日に献堂された


聖堂の外左側



この聖堂は、「イエスのみ心」に捧げられました。



祈りのとりなしを願うマリア像(フランス製、台座はブラジル産)


祭壇上部の尖塔部分と聖体ランプ

ようこそ カトリック新発田(しばた)教会へ!

 カトリック新発田教会は、ローマ教皇を指導者と仰ぐ、アジアの1つの教会です。
イエス・キリストが選んだ12弟子たちのうち、ペトロは頭になるように直接イエスから
権威を受けました(「わたし(イエス)も言っておく。あなたはペトロ(岩=の意味)。
わたしはこの岩のうえにわたしの教会を建てる。」マタイ福音書16:18)。
ペトロの後継者であるローマ教皇(現教皇はフランシスコ:2013年3月19日就任、
ヴァチカン市国在)につらなるキリスト教会で、もっとも長い歴史と伝統をもっています。
カトリックという意味は、もともとは「普遍的」すなわち「すべての国や民族、
あらゆる時代においても信じられている信仰」
という意味です。)
日本では約50万人の信徒数ですが、全世界では12億人の信徒数があります。

 日本におけるカトリック教会の歴史は、
1549年8月15日聖フランシスコ・ザビエルによって
布教が開始され、多くの殉教者を輩出する困難な時代を経てきました。
現在は、全国に広がる教会を16教区(日本カトリック司教協議会、
業務はカトリック中央協議会)に行政区分されています。

 新潟県内のカトリック教会は、秋田県と山形県とともに新潟教区に属しています。
キリストの12弟子から直接按手(頭に手を置いて祈り、神からの権能と任務を授かる)を受け、
その後継者として、今なお継承されている司教(教区長)によって司牧されています。
12弟子の後継者である司教たちから按手を受けた司祭(神父)が、
それぞれの教会に派遣され、各教会を担当しています。
現在の主任司祭は、第13代目になる佐藤允広(さとう・まさひろ)神父が
司牧の責任者を務めています。

 
カトリック新発田教会は1931年(昭和6年)10月に創立されました。
記録によりますと、当地にカトリックの宣教が始められたのは、
1876年(明治9年)4月に遡ることができます。
明治16年7月小人町(現大手町)に布教所、明治36年巡回教会となり、
昭和6年現在地近くの借家に司祭が定住し、同年10月11日に
初めてのミサが捧げられ
ました。
詳しくは2011年4月25日復活祭の日に発刊された
『カトリック新発田教会 宣教135年のあゆみ』にあります。

 
 現在の
カトリック新発田教会の聖堂と隣接する司祭館は、日本近代建築界の
巨匠といわれた
アントニン・レーモンドが1965(昭和40)年に設計されました。
翌1966年8月に完工し、11月3日にレーモンド夫妻も列席され、
伊藤庄治カ司教によって献堂式を行いました。六角形の尖塔の下にある祭壇は、
半円形に配列された信者席と一体感があります。
煉瓦と杉丸太で組み合わされたこの聖堂は、2004年に日本建築家協会から
「第5回JIA25年賞大賞」を贈られました。アントニン・レーモンドの晩年における
彼の集大成ともいわれる教会堂で、名建築物の一つに数えられています。
なお、燭台、和紙のステンドグラス、椅子は、A.レーモンド夫人の
ノエミ・ぺルネッサンがデザインされた貴重な作品です。
 
 この聖堂に、「キリストのからだ」である聖体が安置され、この神の家で
毎朝ミサ(「聖体祭儀」ともいう)、礼拝がささげられ、
信者たちは日々の慰めや癒しをうけ、力づけられて、それぞれの派遣された場へ赴いていきます。
折々に洗礼式、結婚式、葬儀なども行われています。

 また、教会向かいにある「新発田聖母こども園」のお誕生会が毎月ここで行われ、
園児たちもしばしばやって来ては、清らかな祈りと元気な歌声を響かせています。
また信徒会館の敷地内の菜園では、クッキングのための野菜を植え、水をやりに来ています。
当教会は、園児たちのこころの育ち・情操教育にも役立っています。

 信者の信仰生活に力を与え、訪れる人々の心を惹きつけてやまないこの聖堂は、
まさに「神の家」、「祈りの家」として、わたしたちのうちに愛され、今も生き続けています。
この栄誉ある文化財的な建築物を、末永く維持・保存していけますよう、
みなさんのご協力をせつに願っております。

 なお、ミサには自由に参列することができます。また
聖堂内部の見学は、
原則、土・日曜日(ミサ時間を除く)、事前に電話でご連絡をいただいた方のみ
に、
ご案内いたします。司祭館は、神父の住宅として現在も使用しておりますので、非公開です。
 
 
カトリックに興味をもち勉強したい方、洗礼を受けたい方、
また
結婚式のご相談にも応じておりますので、ご希望の方はご相談ください。
電話 0254-22-2046

          
   正面玄関


朝日が祭壇と壁面に神秘的な光を放つ

 この聖堂は、第二ヴァチカン公会議の典礼刷新よる、「対面ミサ」の新しい様式にしたがい、
六角形の内陣を信者席が半円形に周囲から取り囲むように設計されています。 
床の模様は祭壇に向かって「V」の字になっています。この「V」は聖堂の外まで続いていますが、
Victoria(キリストの「勝利」)または、新約聖書・ヨハネ福音書にある
キリストの言われる「わたしは Via(道) Veritas(真理) Vita(いのち)である」から
引用されたラテン語の頭文字「V」をデザインしたものと思われます。 


             正面玄関の左側のレンガ組と和紙のステンドグラス                  

 『基壇部分はレンガ積みの組積造りで、その上に杉丸太の小屋組みが載せられている。
この丸太の皮むきだけで約2か月を要したという。祭壇の上に組まれた
太い6本の登り梁が丸太の束を支え、上部のサイドライトから柔らかい光が落ちてくる。
ここではヨーロッパの古い教会に見られるような、一人づつ祈祷台をもつ椅子がデザインされた。
 竣工時には亜鉛鉄板葺きだった屋根が銅板葺きに変えられたほかは、
まったく当時の姿を残している。ガラスに貼られた和紙のパターンの貼り替えも、
一つずつ型紙をとって全く同じ形のものにするなど、「保存」の域を超えて
愛されている建築といえよう。』(1999年 JIA誌より)


和紙のステンドグラス(ノエミ・ペルネッサン作)
すべての模様が十字架を基調にしている


祭壇奥にある聖櫃(アントニン・レーモンド作)
十字架とホスティア(キリストのからだ=パン)が図案化されている

祭壇上の十字架
「イエス=キリスト=神の=子=救い主」のギリシア語の頭文字「ΙΧΘUΣ」(イクトゥス=)と
キリストのからだ=
パンがデザインされた十字架で、他の教会にはない
斬新な十字架のデザイン(アントニン・レーモンドの作品)です。

      ・1965年 建築設計および着工
                建築設計:アントニン・レーモンド
               家具類設計:ノエミ・ペルネッサン(夫人)
        ・1966年 8月竣工、11月献堂式
           ・2004年 「第5回JIA25年大賞」受賞

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